ギャラリー～2003年第2回クラスコンサート♪

今年も本厚木のアトリエ・カノンさんをお借りして、ピアノ発表会を行いました。お教室の新しいお友達も増えて、更に賑やかな楽しい会になりました。お客さまもたくさんご来場いただき、そろそろ会場が狭く感じられるようになってしまいましたので、来年はぜひホールを借りての発表会にしたいと、今から意気込んでおります。
　私はクリスマスのシーズンが子供の頃から大好きでした。クリスチャンではないのですが、横浜の山手の教会を訪れた時に聴いた賛美歌の響きの透明だったこと、幼かった私の心には衝撃でさえあり、感動した事を今でもよく覚えています。　ピアノ教室を運営するようになって子ども達と触れ合う事が多くなり、自分自身の子供時代をよく思い出します。通っていたピアノ教室の楽しい思い出。クリスマス会や発表会では手作りのお菓子やケーキを食べたり、先生が一生懸命工夫を凝らして私達を楽しませてくれました。
　そんなこともあって、自分が教える立場になった今、やりたいことが沢山あります。それを生徒の皆さんに同時に伝えられ、一緒に楽しめるのが年に一度の発表会だと思っています。もちろん、人前で弾いたりお友達の演奏を聴くことも、とてもいいお勉強ですけれど…。
　さて、私がやりたかったことの一つは『ファミリー連弾』。これはお父さまやお母さま達の頑張りもあって、第1回目の発表会から実現しています。そして、緊張し過ぎないティー・パーティー形式にすること。でもこれは人数が多くなり過ぎて、来年は無理かもしれません…。もう一つ、「ピアノの音楽しか聴いた事がない」なんてことのないように、できるだけ違う楽器のゲスト演奏を入れること。昨年は私にとっても初めて発表会開催だったために余裕がなく、ここまでしかできませんでした。今年叶えたもう一つの夢は、まだまだ知らないピアノ音楽の魅力を皆さんに知ってもらうこと。今年はクリスマスにふさわしく、チャイコフスキーのバレエ音楽『くるみ割り人形』と、たくさんあるのに日本ではあまり知られていないチャイコフスキーのピアノ作品に触れていただきました。発表会の思い出が大人になっても心に残っているような、毎年そんな会になることを祈っています。